くらしのマーケットで出店者から中抜きを提案されたらどうすればいい?
くらしのマーケットで中抜き行為は禁止となっているので断りましょう。
中抜き行為を受け入れてしまうと、くらしのマーケットの補償が受けられなくなり、最悪の場合罰金の対象となる可能性があります。
この記事では、中抜き行為を提案された時の対処法、良質な業者の見極め方を解説します。
くらしのマーケットで中抜きを提案されたら断ろう
くらしのマーケットで中抜きを提案されたら断ろう
くらしのマーケットで出店者から中抜き行為を提案されたら、しっかりと断りましょう。
くらしのマーケットでの中抜き行為や直接取引は禁止となっています。
提案されるタイミングは、くらしのマーケットにあるメッセージ機能だと監視の目がありバレてしまうので、直接の電話や、対面の場合が多いです。
電話では断りやすいですが、対面の場合は断りにくいですよね。
対面での提案は少し考えますと言ってその場をやり過ごしましょう。
くらしのマーケットでの中抜き行為は禁止です
くらしのマーケットでの中抜き行為は利用規約違反に当たり禁止です。
くらしのマーケット公式ページに、直接取引や中抜き行為は絶対にしないようお願いいたしますと記載されています。
中抜き行為に当たる内容は以下になります。
予約成立後キャンセルをし、直接出店者と取引を行う
予約を確定せず、メッセージ等のやり取りのみで作業の依頼をする
追加の依頼や二回目以降の依頼をくらしのマーケットで予約せずに出店者に対して直接行う
中抜き行為や直接取引は禁止です
(参照)くらしのマーケット公式 直接取引の禁止について
中抜き行為をしたら罰則あり
くらしのマーケットで中抜き行為をしたら利用規約違反に当たり、罰則があります。
中抜き行為が行われ最悪の場合、お客様(依頼者)ご自身が罰金の対象になる可能性があるので注意しましょう。
中抜き行為や直接取引をしてトラブルになった際、くらしのマーケットでの保証対象外となり困ってしまいます。
くらしのマーケットの補償やサポートが受けられなくなる
くらしのマーケットで中抜き行為をしてしまうと、くらしのマーケットの補償やサポートが受けられなくなってしまいます。
くらしのマーケットは独自の補償サービスを提供していますが、目先の安さを優先しトラブルが起こった時、受けられなくなるのでくらしのマーケット上でサービスを完結しましょう。
くらしのマーケットが提供している補償制度は以下になります。
「損害賠償保険制度」
次の項で詳しく解説します。
損害賠償補償制度
くらしのマーケットの直接取引をせず、くらしのマーケット独自の補償制度を利用できます。
「損害賠償補償制度」・・・業者と連絡が取れる場合に利用可
くらしのマーケット経由で予約をした作業で問題が発生した場合、修理にかかる費用などを、最高1億円まで補償します。
主に以下3つの、出店者が発生させた対人・対物事故を補償します。
作業中の事故
作業後の事故
預け物の保管中の事故
くらしのマーケットの損害賠償補償制度
(参照) くらしのマーケット公式 損害賠償補償制度
中抜き行為を提案されたら通報しよう
くらしのマーケットで中抜き行為を提案されたら、くらしのマーケットに通報しましょう。
くらしのマーケットお問い合わせページに、以下の内容を記入します。
・ご予約された店舗名
・ご予約されたサービス
・ご予約時のお客様氏名
・出店者からどのような持ちかけがあったか:(例)作業後に次回からは直接電話で依頼するよう名刺を渡された。
すでに直接取引で作業済みの場合は以下についてもご連絡しましょう。
・お支払い料金
・領収書
くらしのマーケットで出店者が中抜き行為を提案してくる理由
出店者が利益を増やすため
くらしのマーケット上で仕事を成立させると、くらしのマーケットに手数料としていくらか支払う仕組みになっています。
くらしのマーケットのサービスを利用する上では仕方ないことですが、利益を増やすため手数料を払わない中抜き行為をしたがります。
仕事を取ることだけくらしのマーケットを利用するのはいいとこどりでおかしな話だと思います。
くらしのマーケットの手数料は約20%です
くらしのマーケットは、出店者からサービスを完了した段階で、予約手数料として費用が発生する仕組みになっています。
予約手数料として、サービス料金の20%をくらしのマーケットに支払います。
手数料20%からさらに税金がプラスされます。
詳細は、サービス金額が10,000円未満の場合は一律2,000円。
「家事代行・家政婦」、「買い物代行」、「出張スタッドレスタイヤ交換」カテゴリの予約手数料は一律0円となっています。

自社でお客様を抱えこみたい
くらしのマーケットを経由させないよう、出店者が自社でお客様を抱えこみたいからです。
抱えこむとは、お客様から仕事を何回も依頼してリピーターになってもらうことです。
リピーターになってもらうと、継続して仕事を獲得できるので、安定した経営に繋がります。
ですが、くらしのマーケットで獲得した仕事は、くらしのマーケット上で完結しましょう。
中抜き行為をしてはいけません。
くらしのマーケット上の価格競争から逃れるため
くらしのマーケットでのメリットは、サービスごとに料金が分かれておりわかりやすいです。
デメリットは、出店者側のサービスが同じでライバルが多いと競争率が高く価格競争に巻き込まれます。
出店して間もない出店者は赤字でサービスを提供している場合もあります。
中抜き行為はもちろん禁止ですが、規約上なかなか他店との違いをアピールするのが難しいのが現状です。
自社の宣伝のため
くらしのマーケットを利用する出店者は、大手業者より中小規模の業者や個人事業主が多いです。
中小や個人は営業力が弱いので、会社立ち上げてすぐの会社などは宣伝のためにくらしのマーケットを利用します。
注意点として、お客様にチラシや名刺(電話番号やメールアドレス、裏などに宣伝が入っているのはNG)を渡す行為が禁止となっています。
依頼者側の負担を減らすため
くらしのマーケットで出店者が手数料を負担するので、お客様からこれ用意して欲しいなどの依頼がある場合、用意した品にも20%+税がかかります。
施主支給という形で、近くの店舗や通販サイトなどで商品をお伝えしてご自身で買って用意する方法もあります。
くらしのマーケットで中抜き行為をしたがる気持ちもわかりますが、禁止です。
キャンセルを減らすため
中抜き行為する理由の一つとして、キャンセルを減らすためがあります。
くらしのマーケットでは依頼者側が簡単にキャンセルできます。
キャンセルの理由として多いのが、くらしのマーケットをまだあまり利用したことない人が、出店者のエリア外だったことがあります。
サービスから検索しランキング上位に表示されていると、地域関係なく全国の出店者が教示されます。
依頼者の地域も選択してからサービスの予約をしましょう。
くらしのマーケットで中抜き行為をしない良質な業者の見極め方
出店者の顔写真とサービス風景があるかチェック
くらしのマーケットでは、出店者の顔写真が表示されています。
中には顔写真がない出店者もいますが、仕事が来なくなってしまいます。
くらしのマーケットで売り上げアップするには顔写真は必須です。
顔写真で、第一印象がつかめるので、優しそうだな、仕事できそうだなということがなんとなく伝わってきます。
サービスの風景も載せている出店者もいますので参考にしましょう。

悪い口コミがあるかチェックしよう
くらしのマーケットでは、口コミや評判が表示されています。
★5段階評価で表示されており、評価ごとに口コミの内容が見れるようになっています。
★1や★2は、悪い評価なので、できれば悪い評価がない出店者を選びましょう。
★1や★2の悪い評価があり、評価数が1000以上を超えている場合でも、悪い評価に返信のコメントをして誠実な対応をされている出店者もいますので、評価を確認しましょう。
出店者の評価の平均が高いかチェックしよう
くらしのマーケットでは、口コミや評価があり、評価の平均が数字で表示されています。
★5段階評価で、選ぶ基準があります。
平均4.8以上の出店者、できれば4.9以上の出店者を選べは失敗は少ないです。
平均4.8以上、4.9以上の評価は、★1や★2の悪い評価があるとなかなかこの数字になりません。
サービスによっては、中には平均4.8以上の出店者がいない場合もあります。
いない場合は平均値が最も高い業者を選びましょう。
出店者とのやりとりの返信が早いか?
くらしのマーケットで実際に日程を第三候補まで選び、仮日程を送ると、出店者から返信があります。
返信が、6時間以内、遅くとも12時間以内に返信がある業者がオススメです。
返信が早いかどうかで出店者のやる気や仕事への姿勢がわかります。
返信が早いに越したことはないですが、忙しく一流の出店者は、日中作業していることがあります。
どんなに忙しくても、12時間以内には返信があるので、ひとつの判断基準にしましょう。
出店者の作業料金を比較しよう
くらしのマーケットでは、サービスごとに作業料金が一覧として表示されています。
業者ごとにサービスの内容や作業内容が違うので、比較してみましょう。
作業料金は、「基本料金」と「オプション料金」に分かれているので、自分の依頼したい内容が、基本料金の範囲内に含まれているのか、オプション料金になってしまうのかも比較しましょう。
作業料金があまりにも安い出店者は要注意
くらしのマーケットのサービスページを見ていると、極端に安い出店者がいます。
安い!と思ってすぐ依頼しないように気をつけてください。
冷静に判断し見極めることが重要です。
安い理由は大きく2パターンあります。
「期間限定で安くしている」場合は、仕事量を増やして認知してもらいたい出店者なので信頼できます。
「仕事が来ないから安くしている」場合は注意しましょう。サービスの質が悪い、経験が少ない、何かしら問題があります。
出店者の作業内容を比較しよう
くらしのマーケットでは、出店者ごとに作業内容が違います。
基本的には同じですが、基本料金の範囲内か、オプションになってしまうかどうか確認しましょう。
安くても、基本料金の範囲が狭く、かえって高くなってしまったなんてことがあります。
しっかり自分の依頼内容が含まれているかどうかチェックしましょう。
中には記載されていない作業内容もありますので、出店者にメッセージを送り聞いてみましょう。
業者ランキングベスト3の中から選ぶ
くらしのマーケットでは、独自の審査方法で、サービスごとに出店者ランキングがあります。
サービスのページには、ランキングに入っている出店者は上位表示されるようになっています。
ランキングに入っている出店者は、サービスの質が良かったり、作業の満足度が高かったり、評価が高かったりします。
ランキングの中から出店者を選ぶと質の悪い業者に当たりにくくなるのでおすすめです。
くらしのマーケットで中抜きが起きにくいおすすめのサービスは?
エアコンクリーニング
くらしのマーケットの人気のカテゴリの一つは、エアコンクリーニングです。
自分で掃除するのはエアコンのフィルターくらいだと思います。
出店者に依頼すると、エアコンの内部洗浄までやってもらえるので、エアコンを使いはじめて2年以上経った人は依頼することをおススメします。
エアコン洗浄をすると黒い汚れが出てくるので、こんなに汚れていたんだ!と感動します。

エアコン取り付け
エアコン取り付けもおススメのサービスです。
くらしのマーケットではエアコン取り付けが相場より少し安く依頼できます。
注意点として、エアコンは依頼者自身で用意しなければいけません。
エアコンのダクトカバーなどはオプションになっており、出店者が用意するので安心です。
繁忙期は6~8月なので、早めに依頼しましょう。
出店者は多くいるので、予約できなかったとなることが少ないのも魅力です。

格安引っ越し
くらしのマーケットでは格安で引っ越しを依頼できるのでおすすめです。
格安の理由は、個人や小規模の業者が多く運営費が低いことがあります。
運送業許可のハードルも低く、軽貨物運送業者の許可があればはじめられるのも安さの理由の一つとなっています。
注意点としては、荷物量が多い引っ越しは割高になる可能性があります。
少ない荷物の方は特におススメですので、試しに利用してみましょう。
不用品回収
くらしのマーケットの不用品回収もおすすめです。
くらしのマーケットの不用品回収も安く利用できます。
不用品回収では、「一般廃棄物収集運搬業許可」が必要ですが、くらしのマーケットに登録されている業者は「古物商許可」が多く出店のハードルが低いです。
古物商許可でいい理由は、業者が不用品を買い取りますとしている場合、廃棄物とみなされず「リサイクル品の回収」となり法律上問題なしです。
ハウスクリーニング
くらしのマーケットでハウスクリーニングはオススメです。
登録されている業者が数多くいて、サービスの質が高いことが特徴です。
口コミも多く、良い業者を見極める判断材料が多く揃っているので中抜きをするような悪質な業者かどうか見極めやすくなっています。
プロは汚れを落とす方法を熟知しているので、自分ではどうにもならなかった汚れも落としてもらえたりするので利用しない手はないです。

くらしのマーケットでは約300種類以上のサービスがある
くらしのマーケットには約300種類以上のサービスが登録されています。
くらし関連は依頼できないことがないくらい充実していますので、住まいの水道トラブルも対応できます。
ハウスクリーニングから、リフォーム関連、引っ越し関連、自動車やペットなどがあります。
カテゴリによっては、出店者の数が変わっています。
地域ごとに分かれており、自分の地域にはないこともありますので、サービスごとに見ていきましょう。
くらしのマーケットで中抜きが起きにくい依頼の流れとは?
カテゴリの中から依頼したいサービスを選択する
カテゴリの中から依頼したいサービスを選択しましょう。
今おすすめ、人気のカテゴリ、今すぐ来てくれるカテゴリ、カテゴリから探す、サービスランキングなどがあります。
サービスを選んだことがある人は、あなたが最近閲覧したサービス、検索履歴からも選ぶことができます。
現在検索はありませんので、少し手間ですがカテゴリから探すを選んで探しましょう。
地域を選択する
次に地域を選択します。
くらしのマーケットで依頼したいサービスを選んだら、エリアを選択という欄があるので、クリックしましょう。
依頼したい場所の住所を、郵便番号から探す、現在地から探す、都道府県から探すの中から選んで、入力していきましょう。
サービスによっては、いきなり住所を選ぶ項目が出てくることがあるので、各項目を入力しましょう。
出店者を選ぶ
出店者を選びましょう。
カテゴリを選ぶと、ランキング形式で出店者の一覧が表示されるので、顔写真や口コミ、評価、サービス内容、料金を確認します。
並べ替えも可能です。
料金が安い順、口コミが多い順、口コミ評価の高い順に並び変えも可能です。
出店者の詳細ページから、検討リストに追加するを選ぶとブックマークできて、後でじっくり検討することもできます。
スケジュールから日程を選び仮予約する
スケジュールから日程を選び仮予約しましょう。
出店者の詳細ページから「予約日時を入力する」を選び必要事項を入力してください。
訪問日時を、何年何月何日、時間を第三希望まで選択し、数量、オプション、料金を確認しましょう。
名前、訪問先、電話番号、お支払い方法すべて入力し確認できたら、確認画面に進み、予約リクエストに進むをクリックしましょう。
メッセージ機能で業者と連絡をとり、予約確定する
メッセージ機能で出店者と連絡をとり、予約確定しましょう。
日時やサービス内容について確認したら、予約を確定します。
メッセージの返信が早い、メッセージ内容が丁寧かどうかも一緒にチェックしましょう。
予約の確定は、出店者が行います。出店者から、この作業内容や日時でいかがでしょうか?とメッセージで質問がくるので、
確認し良ければ返事をしましょう。
サービスを実施してもらう
実際にサービスを実施してもらいましょう。
業者によって、予約日時の前日に、確認の電話がくることもあります。
依頼者が予約を忘れていて、当日現地に行ったら不在だったというトラブルを未然に防ぐためです。
可能な限り、電話に出て、出られない場合も折り返し連絡しましょう。
電話ではじめて出店者と会話できるので、どんな人か分かるのもいいですね。
サービス完了後、口コミで評価する
サービスが完了したら、口コミで評価しましょう。
今後同じように依頼したい人の参考になり、出店者の評価につながるので、トラブルがあっても正直に口コミ情報を入力しましょう。
口コミは身バレしたくない人向けに、匿名でも投稿ができますので、匿名を選びましょう。
口コミや評価をしたら、完了です。
領収書が必要な方は、出店者に作業当日にもらうか、メッセージで依頼することをお忘れなく。
まとめ
くらしのマーケットで出店者から中抜きを提案されたらどうすればいい?
くらしのマーケットで中抜き行為は禁止となっているので断りましょう。
中抜き行為を受け入れてしまうと、くらしのマーケットの補償が受けられなくなり、最悪の場合罰金の対象となる可能性があります。
中抜き行為する業者を見極め、もし提案されたら断り、うまくくらしのマーケットを活用していきましょう。
コメント
コメント一覧 (2件)
[…] 参照 くらしのマーケットで中抜きへの対処法 […]
[…] 参照 くらしのマーケットの中抜きは禁止です。 […]